今年度は新たに2校の実習を担当することになり、
学生さんに気持ちよく実習をしてもらえるように準備をしています
それに先立って、昨年度実習指導者講習会に参加した
看護師から学びを伝達してもらう報告会がありました。
・実習は何のためにあるのか
・現在の学校のカリキュラムは
どのようになっているのか
・どのような指導方法が
望ましいのか
学んだことをわかりやすく説明してくれました。
報告会に参加して改めて、東病院で行っている
「全員で育てる・指導者も共に学び成長する・相手を認めて育てる」
といった教育の大切さを実感しました
さらに、
「がんセンターでの実習指導者とは?」
学生には「がん」という疾患だけを理解してもらうのではない
がん患者さんが病気の経過の中で再発や死などの不安を抱えながらも
何度も大きな意思決定をしている状況を知ってもらい、
患者さんを支援するために看護師の役割は重要だと学生が認識できること
看護師は家族も含めて患者さんにとってのQOLを考える姿勢を持つこと
これらのことを学生さんにどのように学んでもらうかを考えて指導することが
がんセンターでの実習指導者です
・・・と話してくれました
【実習に来られる学生の皆さん】
ぜひ、東病院の実習で看護の楽しさや素晴らしさを感じてもらえればうれしいです。
指導者をはじめ、看護師一同楽しみにお待ちしています
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html