新薬開発・導入を支える医療チームがあることをご存知ですか?

新しい抗がん剤が発売されても、
初めて使う薬に対して使い方や副作用への対応など
未知のことがたくさんあります。

東病院では、抗がん剤などの新薬発売のときに
医師・看護師・薬剤師・MSW・・・など様々な職種が集まって
協力しながら、患者さんの治療やケアの方法を検討します。

検討した結果は、新薬導入時の治療やケアの基準として
本になり、新薬とともに全国に普及されます。つまり、
東病院での治療やケアが全国の施設で参考にされている
ということです。

今回は、「大腸癌に対するレゴラフェニブ」という本をご紹介します。
レゴラフェニブは、今年5月に発売された薬で、これから使用する施設が多い
と思います。どのようにマネジメントすることが大切か、ということを
伝えるために作成した本です。

“少しでも患者さんの力になれるように!!!”と
熱い思いのこもった一冊に仕上がりました。

興味のある方、ぜひご覧ください。
レゴラフェニブ図


国立がん研究センターは癌に対する新しい治療法の開発が
使命の一つです。私たちは看護師として患者さんの安全を守り、
患者さんの生活への影響を重視した看護の視点からケアを
提案・実践しています。


from  がん看護専門看護師




国立がん研究センター東病院看護部 
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html