東病院には
抗がん剤を投与するための末梢静脈カテーテルを留置する
特定の看護師を教育し認定する制度
があります。

昨年度研修を受けて認定資格を得た看護師34名が
病院長より認定証を授与されました
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抗がん剤は人体に与える影響が強い薬です
薬液が血管から漏れてしまうことで、
皮膚や組織が壊死してしまうこともあります
だからこそ!
抗がん剤を投与するための末梢静脈カテーテルを留置することは
カテーテルを留置するという技術だけではなく、
知識に基づいて適切にアセスメントする力や
判断するための倫理観をもっていることが非常に重要
なのです。


授与式では病院長から看護師に向け、
「先駆的がん医療において、高い能力を有した看護師が
ますます活躍することを期待している」

との話をされ、改めて身の引き締まる思いでした。


近年、チーム医療が推進されて、
これまで医師のみが行ってきた医療行為を、他職種が
医師の指示のもと実施するという役割拡大が進んでいます。
それぞれの職種の専門性を活かして、できる範囲を広げることは
患者さんにとってより質の高い医療を提供することにつながります。

東病院の院内認定抗がん剤IVナースの役割もその一つです。


国立がん研究センター東病院看護部 
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html