がん患者さんのなかには、病気の影響で食べ物の飲み込みなどが
うまくいかない患者さんもいます。
飲み込みなどに障害があることを「摂食嚥下障害」と言います。
東病院では院内研修のがん看護スペシャリストコースで
「摂食嚥下障害看護」の研修を行っています。

2回目の今回は、「摂食嚥下の仕組みやケア」などについて
講義と演習を、言語聴覚士さんと一緒に行いました。

演習では、摂食嚥下障害の体験や、
普段患者さんに作っているトロミ水(トロミ剤を入れた水分)を
作成してもらい、実際に飲んでもらいました
摂食嚥下3


トロミ水は
どんな味








摂食嚥下1

「頬筋の筋力を増強させ
コントロール力を改善する」

介助者による
口腔内マッサージです






研修で体験することで、摂食嚥下障害看護に興味を持ってもらえた
と思っています。

院内だけではなく、院外の看護師さんも参加してくれました
たくさんの方に摂食嚥下障害看護が伝わるとうれしいです

from  摂食嚥下障害看護認定看護師

国立がん研究センター東病院看護部 
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html