毎年、1年目の新人研修の締めくくりは、
神奈川県の研修施設まで、
バスで遠征する日帰り研修旅行です!
1年間で習得すべき、
がん看護の専門知識・技術を
着実に身に着けることができたのかどうか…!?
1年間の頑張りを振り返りながら、
勉強してきた成果をみんなで共有し合います。
そして、
間もなく2年目の先輩になる心構えも、
同時に認識しなくてはなりません!
今回の研修では、
救急現場に対応する実践力を身につけるために、
本格的なシミュレーションにチャレンジします。
まず、夜間当直の勤務という設定でスタート。
急変した患者さんを発見したという、
日常起こりうる想定場面です!
「さあ、あなたなら、どうする?!」
事前に勉強してきた知識や技能を
フル活用しましょう!
本番さながらのシミュレーションですから、
焦ることも、良い経験になるはず。
先輩がちゃんとフォローしますから、
大丈夫。
撮影された動画をゆっくり再生しながら、
先輩の解説を交えて、何度も復習します。
現場の動きをしっかりと確認できましたか?
そして、呼吸音や心音の聴診
十二誘導を心電図の場所を確認しながら装着。
みんな、一生懸命。
真摯に取り組む様子を見ながら、
11ヵ月前に比べて、こんなにも成長した姿に、
教育担当の副看護師長は感慨もひとしおでした。
これからも、
まだまだ未知なる経験の連続でしょう。
しかし、
一つひとつ大切な学びを積み重ねながら、
やがて
頼もしい一人前の看護師になっていくのです。
そんな“未来予想図”を確信できる、
有意義な研修でした!
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html