寒い日が続いていますが、皆様お元気ですか?

112~13日の2日間、国立がん研究センター東病院でがん看護研修が行われました。

この研修は、患者の感情表出を促すNURSE

を用いたコミュニケーションスキルトレーニングです。北は北海道から南は宮崎県と日本全国から熱きナースたちが集まりました。
講義の一コマです。受講生は真剣そのものです。


①講義全景ブログ②講義 講師含むブログ


ロールプレーのワンシーンです。このロールプレーには、看護師役、患者役になりきって、考えたり、戻ったり、ディスカッションをしながら進みます。
③ロールプレイ ブログ2

受講生Aさんの印象的なひとこと
こんな時、看護師が奥さんに『ご自身もつらいのに、今日はそれでもがんばって病院に来たことはすごいことですよ。これから先、どうしていくか私たちも一緒に考えますよ。』とここで一声かけると先の展開が変わって来ますよね。

受講生Bさん『私、ここで承認の言葉をかけられて本当に鳥肌が立ちました。





お昼は全員でテーブルを囲み、お弁当を食べながら談話をしました。研修最初は緊張が張りつめていましたが、ロールプレーを通して緊張は嘘のように飛んでいき仲間意識が高まりました。
④ごはん ブログ
最後に、施設毎に集りこの研修で学んだコミュニケーションスキルトレーニングを自施設でいかに開催するか、方略を練りました。

⑤方略 ブログ


受講された皆さん、2日間お疲れ様でした。
この研修に参加された皆さんを通して、少しでもがん患者さんと家族の看護に貢献できると幸いです。

 

 どのような研修か興味のある方は、一般社団法人日本がん看護学会監修,国立研究開発法人国立がん研究センター東病院看護部編集.患者の感情表出を促すNURSEを用いたコミュニケーションスキル,医学書院,東京,2015.をご覧ください。

 

それでは、みなさん ごきげんよう!
By研修企画委員 専門看護師より

国立がん研究センター東病院看護部 
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html