午後は二つの演習ブースをまわります。
まずはフィジカルアセスメント。
講義を聞いて、復習です。
ベッドサイドで、事例の患者さんへの対応を
やってみます。
講義の内容を思い出しながら!
フィジカルアセスメントをしながらも、
患者さんとのコミュニケーションをしっかりとること。
同時進行って大変ですね。
さあ、振り返りです。
ファシリテーターの先輩の質問に
みんなで意見を出しあいます。
白板に、まとめて共有します。
たくさんの意見が出てきていますね。
「事例を振り返ることで、視野が広がり、
日頃の情報収集では気づいていなかったことに気づくことができた。」
「異常に気づいても、報告するタイミングを迷うことがあり、
客観的に振り返ることで、理解できた。」
など、いろんなことに気づけたようでした。
そして、モデル人形で、呼吸音や心音の聴診
十二誘導を心電図の場所を確認しながら装着。
最後は、場所を移して飲み物を飲みながら、
これまでの経験や嬉しかったこと、辛かったこと
語り合いをして共有しました。
「みんな、同じ様な経験をして悩んでいるんだ・・・」
「自分ではできないところに目が行くけど、こんなに成長して
できることが増えているんだ・・・」
気づいてくれていました。
みんな、一生懸命。
真剣に取り組む様子を見ながら、
こんなにも成長しました。
教育担当の副看護師長は感慨もひとしおでした。
あせらず、一つひとつを積み重ねながら、
頼もしい一人前の看護師になっていってほしい。
みんなで集合写真!
一番後ろには、演習中ずっと見守ってくれていた
看護部長も笑顔です。
疲れたけれど、とっても有意義な研修でした!
国立がん研究センター東病院看護部
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2月18日(日)
今年もまた、研修日帰りツアーに行ってきました。
毎年、1年目の新人研修の締めくくりは、
神奈川県のシュミレーション研修施設まで、
いってきます!
1年間で段階的に学習する、
がん看護の専門知識・技術の中でも
侵襲性の高い技術を急変対応の場面を
シミュレーションして
身につけていきます。
また、1年間みんなで頑張ってきた足跡を振り返りながら、
苦労して努力して勉強した成果をみんなで共有し合います。
そして、
間もなく2年目の先輩になる心構えをして
準備をします!
今年は人数が多いので、バス2台で行きました。
首都高速に入ってからは、スカイツリーや
富士山を見ながら・・・
久しぶりに会った同期とおしゃべりしてリラックス。
無事に到着。
白衣に着替えて、今日の研修目的をしっかり確認して
さあ、演習です。
意識のない患者さんを発見しました!、
本格的なシミュレーションにチャレンジです。
応援を呼んで、心臓マッサージ開始!
3つのブースで、それぞれで緊迫した場面を再現。
新人のみんなも、がんばっています。
救急カートを持って急行し、気管内挿管の準備です。
いつもはやさしい先輩も、
医師役で、指示を飛ばしながらも
新人看護師の、4月からの成長を見て感動でした。
夜間の勤務という設定で
急変した患者さんを発見したという、
日常起こりうる想定場面です!
事前に勉強してきた知識や技能を
フル活用しましょう!
撮影された動画をすぐに再生し、
先輩の解説を交えて、復習し自分の動きや、
現場の動きをしっかりと確認できました。
全員が、体験して救急の演習は終了です。
次の演習場所を確認して
昼食です。
続きは次のブログで・・・お伝えします!
国立がん研究センター東病院看護部
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春が来ると同時に、認定看護師教育課程のフォローアップ研修が毎年開催されます。
もちろん今年も、2月16日に第4回認定看護師教育課程フォローアップセミナーが開催されました!
午前中は、修了生を対象にコース別に分かれて研修を行いました。
がん化学療法看護コースは、グループワークを行いました。
薬物療法を受ける患者の妊孕性の問題、曝露対策などさまざまな語りが展開しました。
緩和ケアコースは、主任教員から認定看護師として今後期待される役割についての講演後、4名の修了生に活動報告を発表してもらいました。その後、グループワークで自己の活動をしていく中での難しさとそれに対してどのように取り組んでいるのかを話し合い、皆で共有しました。
それぞれの修了生が抱えている大変さや、それを克服していくために工夫していることを発表し合い、
今後活動していくための「勇気をもらえた」「刺激になった」という感想が聞かれました。
そして午後は、講演会を開催しました。
「今、看護師に求められる役割―医師、患者の立場から―」というテーマでご講演いただきました。
参加された皆さんから、
「自分の意見をもっと主張していきたい!」
「患者目線で何をすべきか考えさせられた。」
という言葉が聞かれました。
そして、「明日からもっとたくましく活動したい!!」と決意表明をして帰宅された方もいました。
参加された皆さま、大変おつかれさまでした。そして来年もお会いしましょう。皆さまのご活躍の報告をお待ちしています。
国立がん研究センター東病院認定課程がん化学療法看護コースでは、平成30年度研修生の二次募集をしています。随時受験ガイダンス、平成29年度の入試問題を公開しています。希望者は、https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/certifiednurse/070/index.htmlをご覧ください。
☆それではごきげんよう☆
国立がん研究センター東病院看護部
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当院のがん看護専門看護師市川智里看護師長が編集協力し、
当院のがん看護専門看護師、認定看護師が執筆した特集です。
エビデンスに基づき、わかりやすく書かれています。
患者さんのオンコロジックエマージェンシーの徴候に
いち早く気づくためのヒントがたくさんつまっています。
ぜひ、学習にお役立てください。
国立がん研究センター東病院看護部
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