認定看護師教育課程(がん放射線療法看護)の教育機関として
日本看護協会から認定されました。
平成30年度は、『がん放射線療法看護』と『がん化学療法看護』の2分野を開講します。
認定証をいただきました
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html
認定看護師教育課程(がん放射線療法看護)の教育機関として
日本看護協会から認定されました。
平成30年度は、『がん放射線療法看護』と『がん化学療法看護』の2分野を開講します。
認定証をいただきました
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html
寒い日が続いていますが、皆様お元気ですか?
1月12~13日の2日間、国立がん研究センター東病院でがん看護研修が行われました。
この研修は、患者の感情表出を促すNURSE
を用いたコミュニケーションスキルトレーニングです。北は北海道から南は宮崎県と日本全国から熱きナースたちが集まりました。
講義の一コマです。受講生は真剣そのものです。
ロールプレーのワンシーンです。このロールプレーには、看護師役、患者役になりきって、考えたり、戻ったり、ディスカッションをしながら進みます。
受講生Aさんの印象的なひとこと
「こんな時、看護師が奥さんに『ご自身もつらいのに、今日はそれでもがんばって病院に来たことはすごいことですよ。これから先、どうしていくか私たちも一緒に考えますよ。』とここで一声かけると先の展開が変わって来ますよね。」
受講生Bさん『私、ここで承認の言葉をかけられて本当に鳥肌が立ちました。』
お昼は全員でテーブルを囲み、お弁当を食べながら談話をしました。研修最初は緊張が張りつめていましたが、ロールプレーを通して緊張は嘘のように飛んでいき仲間意識が高まりました。
最後に、施設毎に集りこの研修で学んだコミュニケーションスキルトレーニングを自施設でいかに開催するか、方略を練りました。
受講された皆さん、2日間お疲れ様でした。
この研修に参加された皆さんを通して、少しでもがん患者さんと家族の看護に貢献できると幸いです。
どのような研修か興味のある方は、一般社団法人日本がん看護学会監修,国立研究開発法人国立がん研究センター東病院看護部編集.患者の感情表出を促すNURSEを用いたコミュニケーションスキル,医学書院,東京,2015.をご覧ください。
それでは、みなさん ごきげんよう!
By研修企画委員 専門看護師より
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html
今回は、私のリンクナースとしての活動の一部をご紹介します。
リンクナースはそれぞれの病棟で、患者さんの苦痛である痛みやせん妄のアセスメントが向上し、皆が同じ介入ができるような働きかけをする看護師です。
今年度のリンクナースの活動では、「痛みのある患者さんに対して個別性のあるケアが展開できる」を目指し、活動しています。個別性のあるケアを展開するには、患者さんそれぞれの痛みの緩和因子を知る必要があります。痛みの緩和因子には痛み止め以外に、体を温める、体の向きを変えるなど、たくさんの種類があるので、スタッフのみなさんに緩和因子を知ってケアに生かしてもらえるように、ニュースを発行しました。
痛みの緩和因子を知ることで、日々の関わりの中で「これをすると患者さんが楽になっているな」と患者さんの緩和因子を見出すことができます。緩和因子を見出すことは、薬物以外で痛みにアプローチできるケアの幅が広がり、患者さん一人ひとりにあったケアにつながるため、とても大切なのだと感じます。
今回、活動の一部で、「痛みの緩和因子」を4コマ漫画に描き下ろしました。4コマ漫画は委員会のメンバーと話し合いながら作成しました。
スタッフに楽しく、わかりやすく伝わるように漫画を描いたのですが、描いている私自身も勉強になりました。私は今年から委員会に参加していますが、勉強になることばかりで、自分自身の成長に繋がり、看護の現場で生かせるので、活動はとても楽しいです!
メンバーと力を合わせて作成したので、この漫画でみなさんに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html
一般社団法人日本がん看護学会が監修、
当院看護部が編集した
≪がん看護実践ガイド≫
「感情表出を促す、NURSEを用いた
コミュニケーションスキル」は、
≪がん看護実践ガイド≫シリーズの中で一番の売れ行きです。
研修風景
患者・家族の感情に寄り添い、
意思決定を支援する
がん患者さんとそのご家族は、さまざまな
状況で苦悩を抱え、幾度にもわたって
意思決定が迫られる場面に
向き合わなければなりません。
本書は、そのような患者さんとご家族を
支えていくために、
患者さんの感情表出を促す
コミュニケーションスキル
“NURSE”を実践場面で活用できるよう
詳しく解説しています。
当院で行われている院内研修、
他施設向けの研修、認定教育課程での研修の
テキストとして使用されています。
看護師としての一歩を踏み出すときに、
コミュニケーションに不安を抱くことは
当然です。
是非お役立てください。
ncceastnurse