私たち、退院・在宅療養支援リンクナース会では、
昨年度から、一年間の活動成果を発表する機会として、3月に《活動報告会》を開いています。
当日は、各病棟の看護師長さんたちが見守る中、みんな緊張した面持ちで発表しました。
各部署の、退院支援への関心の高さがうかがえました。
3グループに分かれて、それぞれのテーマで活動してきました。
テーマは「患者情報シート監査」「退院支援カンファレンス」「継続看護」と
患者情報収集から始まり、退院支援カンファレンス、継続看護のありかたと入院から在宅までの一連の流れを網羅した活動発表でした。
私たちは、退院支援そのものが、看護の醍醐味ではないだろうかと
感じながら、日々の役割に取り組んでいます。
そんな想いの込めた発表をすることが出来ました。
発表後のデスカッションでは、さまざまな視点から貴重なご意見やご感想をいただきました。
また、各部署の看護師長さんからは、活動をとおしてリンクナースが実践力をつけていることを感じたとのことでした。ありがとうございます。
病院治療に関して、最近では、早期退院、在宅療養といった流れが急速に定着してきています。
そのため、私たちの役割も自ずと大きなものになってきていると、日々実感しています。
今回、発表した内容をさらにパワーアップして、
患者さんやご家族はもちろんのこと、地域の医療者の方からも、
「東病院の退院支援はいいね!」といったお言葉をいただけるように、
来年度も引き続き、頑張っていきたいと思います。
サポーティブケアセンター 在宅支援看護師より
国立がん研究センター東病院看護部
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/professional/nursing/index.html